東京ガス様の日立LNG基地には、高さ60m、直径88m、容量23万KIと地上式と して世界最大級のLNGタンクがあります。このLNGタンクの日常点検は、これまで 点検者が昇降階段でタンク屋根に登り、対象設備の外観等を目視にて確認する方法で 実施しており、点検者の安全面や作業効率化が課題となっていました。
そのような中で、自律飛行型ドローンを用い、対象物に接近して撮影をすることで、目視点検の有効な代替手段となることを確認しました。また点検者の高所移動のリスクもなくなり、点検時間も従来から大幅に削減できる見込みです。
ドローン操縦経験が少ない点検員であっても、自動飛行機能・障害物検知機能を搭載したSkydio 2+によって安定 した飛行が実現でき、安心して使用することができます。
Skydio 2+による日常点検は安全面、効率面の観点で有効と考えており、今後は自社の操縦者を増やしながら、点検対象や活用範囲を拡げていくことを考えています。