首都高速道路株式会社とNTTコミュニケーションズは、構造物の効率的なデータ取得・計測に向け、首都圏の橋梁でドローンを用いた自動飛行・撮影を実施いたしました。
Skydio 3D Scanを活用することで、非GNSS環境である橋脚を効率的かつ網羅的に撮影を行うことができました。また、作業の効率化だけでなく、従来の手法では確認が難しかった箇所の確認を行うことができました。
【橋脚撮影時の操作画面】
橋脚の計測では、対象物の離隔4m程度を保ち自動飛行・撮影することで、約9分の撮影時間で342枚の網羅的な写真を取得しています。
【解析し生成された3次元データ】
【床版撮影時の操作画面】
床版の撮影時間は約18分、472枚の写真を網羅的に取得しています。
【解析し生成された3次元データ】
高さ10m程度の橋脚1箇所について、3次元データ化に十分な撮影を設定含め15分以内に完了しており、本取り組みを通じて効率的に運用可能性を確認できました。