NTTコミュニケーションズでは、Skydio社よりリリースされるアップデート内容や新たなソリューションの価値創造に向け、アメリカ以外では日本初含む4名 (日本最多) が在籍するSkydio Master Instructorを中心に性能検証を実施しております。
これまでも米国 Skydio,Inc.から定期的にエンジニアが来日しフィードバックを重ねてきておりましたが、４月にもエンジニアが来日しNightSenseのデモの機会がありました。
NightSenseは夜間など暗所でも自律飛行を実現するオプションで、これまでのSkydioのドローンの課題の一つである一定の照度下での飛行を解決してくれる機能となります。
Visible lightとInfrared lightの２種類の方式で実現し、今回のデモではVisible lightのNightSenseを確認しました。
Visible lightの仕組みは機体の上下に補助となるライトを装着することで、上下6つのナビゲーションカメラの自律飛行を補助します。
[Skydio X10の上部装着されたNightSenseのAttachement]
[NightSenseを装着し飛行している様子]
今回のデモを通じSkydio Ascend 2023でNightSenseが米国で初公開されたときと比較し、周囲が照らされており、市場展開に向け改良が重ねられてきたことが確認できました。
これまでもSkydio X2を活用することでGPSに基づいた夜間飛行は実現できていました。ただしGPSを基にした夜間飛行ではSkydioの強みである障害物回避機能をオフにすることになり、点検などの用途での活用は限られたものでした。
今回のNightSenseは夜間であっても障害物回避を行えるようになり、トンネルや夜間の構造物などの点検での活用が期待されます。
今後弊社では現場でお客様に安心してご利用いただけるようSkydio専門の性能検証チームで引き続き評価を重ねてまいります。
*本情報は2024年５月１日時点の情報となりソフトウェアアップデートなどメーカーの都合により内容が変更となる場合があります。
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・Skydio X10 発表会レポート
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